今まで以上に時間のスピードを感じるようになってきているのは、年齢もあると思うけれど、ここ何年か立てづ付けに起こった親戚、父との死別。
父が亡くなる2年前に一時帰国していたわたしに対して「前に会ったのいつだった?」と言ったことがあった。その年はその10か月前にも帰国していたので、「え?10か月前に会ったばかりだよ」と言うと「随分長い間会ってなかったね」と遠い目をして父が言ってたのを思い出す。
その年は2回会ったのに、どうしてそんなこと言うんだろう?って思ってた。難しい父親だったので、話をするときにどう表現するかなども気にしながら話していたので、その後、どうしてそんなことをきいたのかは結局聞けずじまいになってしまった。
父からみた私が、その瞬間、10か月の間に何があったんだろう?自分もそんなに変わっていなかったと思うんだけど。わたしにとってあの年、2回の帰省の間の10か月はあっという間だったけど、父にとっては長い10か月だったのだろうか。
何が父の10か月を長くしていたのだろう・・・。
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