お給料日の夜に行う儀式

お金とヌフ大作戦

お金とうまく付き合えないな。

若い頃からもっと貯金ができていたらな。

そんなふうに過去のことをあれこれ考えることが多かった。

でも今振り返ると、その頃のわたしは全然お金に向き合っていなかった。

お金を貯められなかった一番の原因は、お金に興味がなかったこと。

そして、お金と向き合おうとしなかったこと。

7〜8年ほど前のわたしは、給料日が待ちどうしくて仕方なかった、と言うより、来ないと困る生活をしていた。

借金返済に追われ、毎月ギリギリ。

心に余裕はなく、毎日お金のことで頭の中がざわついていた。

どうして自分はお金を貯められないんだろう。

なんでみんな普通にできることが自分にはできないんだろう。

そんなふうに、自分を責め続けていた。

劣等感で、穴があったら入りたいような気持ちだった。

以前、お金関連の動画を観ていた時に、

「50万円貯められた人は、ようやく人間になりました」

みたいなことを言っているYoutuberがいて思わず吹き出してしまった。

もちろん極端な表現だと思うけど、このYoutuberさんの一件冷酷な言葉には愛があった。

でも当時の自分の気持ちを思い出すと、言いたいニュアンスはなんとなくわかる。

だって、あの頃のわたしは本当にお金のことで自分を恥じていたから。

人間としてダメなんじゃないか。

そんなふうに毎日自分を責め続けていた


今でも給料日は待ち遠しい。

でも理由は昔とは全く違う。

毎週のお給料日にやっていることが、最近ではちょっとした儀式になっていて、それが結構楽しいのだ。

毎週のお給料日の夜。

水曜日。

オーストラリアでは “Happy Hump Day!” と言ったりする。

「週の真ん中まで来たぞ。あと2日で週末だ!」

そんな気持ちの日だ(笑)

自宅で行う、慎ましいけれど気分が上がる儀式。

まず、お給料振込用の口座アプリで入金額を確認する。

そして、

今週の自分の稼働状況を振り返る。

わたしの労働の価値が、この金額。

高いのか安いのか。

妥当なのか。

たぶん、「妥当だな」と思えるくらいが一番良いのだと思う。変に自分はお金の分、働けていないとは思いたくない。

お金の分は働く。

でも、それ以上に自分を消耗するほど働くのはやめた。

仕事の能率がどうやったら上がるかを考えないといけません。時短しながらどれだけ裁けるかゲームです。

自分がやっている仕事が天職な人は、会社勤めでも惜しみなく働いても良いと思うし、そう言う人たちは既に高収入なんだろうと思う。もしくは、お金よりも仕事での成長、学びを大事にする人もいるかもしれない。

わたしにも、お給料の金額よりも学びや経験、成長と言う時期はありました。

でも、今は違う。定期的にお金を稼ぐ手段の要素が大きくなってきて、自分の人生、違うステージに行きたいし、リタイア後のことも考えるようになった。今のお金の稼ぎ方では、それは不可能。


Happy Hump Day! 自分の普通口座に入金された今週のお給料の中から決めた額を貯金口座へ移す。

貯金アプリを開き、

さっき移したお金が反映されて、

総額が『ぴーん』(音源Coming Soon!) と言うアプリの音と共に、金額が増える瞬間を目視する。

そして、ほくそ笑む

この音とお金って(笑)パチンコとかゲーム課金にハマちゃう人の気持ちが何となくわかる。課金ではなく、入金して金額が増えた時にこの音が毎回鳴るので、音を聞くととても嬉しくなる自分がいて、しかしながら、脳って怖いとつくづく思うのでした。

身も心も削って稼いだお金が、

ただ消えていくのではなく、

未来の自分を助けるために積み上がっていく。

そう思うと嬉しさが込み上げる。

わたしは、ただ目的もなくお金を消費しているわけではない。

今の支出も、今の貯金も、ちゃんと自分の未来につながっている。

そう思うと、やっぱりほくそ笑んでしまう。

毎日続く仕事。やる気やモチベーションは上がったり、下がったりするのは当然。最近またモチベーションが下がり気味だった。ずーっと同じテンションでやる気満々の人、時々見かけたことがあるけれど、あれは多分、その人の生まれ持った性質もあるかもと最近思います。私のように、出来れば猫とのんびり暮らしたいタイプとは違いますね。

この儀式をする時、

目標額までの道のりを定期的に計算して再確認しています。貯金額に回す金額がいつもより多い時、少ない時とブレることもあるので。

すると、思っていたより遠くないと気がつくこともあるんです。

「あれ?意外と行けるんじゃない?」

そんな気持ちになった。

根拠のない楽観ではなく、数字がそう示してくれていたから。

だったら、まぁ、もう少し雇ってもらっている間は会社で働いてみるか。

そう思ったら、不思議と職場への感謝まで湧いてきた。

そんなふうに気持ちが軽くなった。


そこから一気に気分が変わった。

もっとお金の勉強をしよう。

副業も育ててみよう。

そんな前向きな気持ちが自然と湧いてきた。


目標額までどのくらいかかるのか。

複利も含めて計算してみようと思い、

オンラインの計算機を探していた時に出会ったのが、

Compound Interest Calculator

だった。

複利も計算してくれる便利なやつ。

最近のわたしには、この

Compound Interest(複利)

という言葉の響きすら素敵に聞こえてくる。

若い頃は映画に出てくる素敵だあと思う英語のセリフばかり探していたのに。

人間、変わるものですね。


そういえば、アインシュタインの有名な言葉がある。

“Compound interest is the eighth wonder of the world. He who understands it, earns it; he who doesn’t, pays it.”

「複利は世界第八の不思議である。理解した者はそれを手にし、理解しない者はそれを支払う」

壁に貼っておきたいくらい好きな言葉だ。

・・・ん?

そういえば世界の七不思議って何だっけ?

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